あいのそのブログ

園長先生のおへや~子どもの心に残る絵本たち

2022.11.18

絵本の出版社で、こぐまちゃんがおいしいホットケーキを作るお話、こぐま社の作品で、楽しいシリーズがたくさんに。「おおきなかぶ」「三びきのやぎのがらがらどん」、数えきれないほどの絵本たち。福音館書店から出版されました。この出版社たちは、絵本も、ではなく絵本を、の出版社。草分けの仕事をしてこられたのですが、双方ともその初代が今年亡くなられました。おかあさんたちに、そして園の先生たちに、子どもたちと一緒に読むことの大切さを伝えてきてくださった、最後は絵本咲かせのおじいさん。たくさんお話を聞かせてもらったな、素敵なおじいさんたちが亡くなられて寂しいな、です。

というのは園長室に入ってくる子どもたちがよく声をかけてくれるのが「こんとあき」という絵本の絵が一枚貼ってあって、あっ知ってる!の声が。昨年の子どもたちもよく「あっ!」と。先日もそんな光景があり、その出版社でたくさんの絵本を生み育ててこられた松居直さんが亡くなられたところだったので、子どもの気づきにうれしくなりました。絵本はなにより誰に読んでもらったかを子どもたちは覚えているーおかあさんもおとうさんも先生もみんな絵本の力でたくさん子どもたちにつないでもらってきた。それくらい絵本大好きの子どもたちです。