あいのそのブログ

園長先生のお部屋~訪れに沸いたひととき

2022.06.03

体格のよいひとりの青年の訪問がありました。仕事での面会希望だったのですが、入ってこられるなり、名前を名乗られ卒園児であると挨拶。この春卒園下小学1年生ならともかく、新参者のわたしには手に負えない。尾辻先生のお子さんと年齢が近いことなども言われたのでここは大御所に登場していただかなくては。そのあとまず仕事の課題を済ませたあとに、名前を出された青山先生に声をかけ、担任ではなかったもののメンバーも何人か出てきて、玄関先はにわか同窓会。素敵な空間の誕生、そしてあたたかなひとときでした。わたしも3年ほど前に退職した園には40年ほどの関りでしたので、卒園児の訪問ほどうれしいものはありませんでした。そして自慢ではありませんが、親や本人より当人たちの話を語るで有名。よく覚えてますねはいいですが、それ以上はもういいですとストップもかかったり。愛の園にこの日生まれた空間を見ながら子どもたちとのこれまでの時間に思いを馳せていました。

難波小学校の校長室に愛の園、難波小学校を経て野球で活躍している高校生の写真が貼られていました。卒園児自慢を校長先生と。サッカーのキリンチャレンジカップが始まっています。昨年のオリンピックに続き、以前勤務していた園の卒園児が活躍。そこでここ数年、にわかサッカーファンに。学生さんにそんな話をすると、この仕事は「今」だけでなく、長い先にも喜びがあるんですねと。たしかに!そしてテレビや新聞に出たりではなくても、一人ひとりがそのときそのとき輝いていてほしいな。何より親子2代での入園、通園は先生たちの喜びです。