あいのそのブログ

園長先生のお部屋~3月がどんどん進んでいきます

2022.03.11

さくらんぼの木の下のふきのとう、そんな春の訪れのひとつを絵本でもと「ふきのとう」(福音館書店)の1冊を届けました。あるクラスからの報告、絵本で目にしていた男の子が地面をしっかり観察していたのでしょう。黄色い花が咲いているとみんなに教えていたとのこと。時間は確実に進んでいっていますね。いろんな変化をこれからも楽しんでいきたいです。

10日はお別れ会でした。ホールでの主賓は年長さん。順に乳児、3歳、4歳との訪れがあり一緒に歌ったり遊んだり、わずかの時間ですがおにいさんおねえさんと交わりました。最後は4歳、次の年長が今の年長を手拍子で送り出して会は終了。園長先生も何か、との依頼で、季節を少し振り返りました。これまたすてきな絵本が。世界遺産になった富士山が季節ごとに描かれています。春は山のまわりを蝶々が飛び、夏は富士山はかき氷みたいに。寒くなると様相も変わってきて冬至にはサンタクロースが山に登場。富士山で暦が描かれています。24節気ですね。今、3月はもうすぐ春分。さてこの素敵な絵本に食いついたのが4歳の一人の男の子。わたしが席に戻ってくるとそうっと絵本の前に。そのあと部屋に持ち帰ってこの日は一日眺めていたとのことでした。うれしいですね。